スキンケアはお顔だけで終わっていませんでしょうか。「最近体が乾燥しやすい」「体にももっと気を使って綺麗になりたい」「体のケアの方法を知りたい」そうお考えのあなたにぴったりの記事となります。是非最後までお読みになって、お顔だけでなく体から綺麗な姿を目指してくださいね。

正しい体の保湿ケア

それではここから体の保湿ケアに関してじっくり解説していきます。保湿をさせるためにボディクリームを活用するのはご存じかもしれませんが、体の保湿を徹底するのであればポイントがたくさんあります。アイテムを活用するだけでなく、そのアイテムを最大限に活用するためにも以下の項目を覚えておくと良いでしょう。

肌の基本的な知識

我々の肌は主に3つの構成に分かれています。まず、外部からの異物を内部に入れないためにバリア機能をはたしている表皮と、肌の構造や弾力を支えている真皮と、肌の栄養や老廃物を運んでいる皮下組織があります。これらはターンオーバーという仕組みによって細胞が生まれ変わり続けています。

体のスキンケアの知識

体のスキンケアの基本として、肌を清潔に保つことと、保湿をすることと、紫外線対策があります。肌は顔と同様にゴシゴシ擦ることでダメージを与えてしまい、外部からの菌や塵が入りやすくなってしまいます。肌は基本的に優しく丁寧に触れるようにすると良いでしょう。保湿をする際は必ず肌を清潔にした後にすると良いでしょう。ひじやひざなどがカサカサの状態だと角質が厚くなってしまっているので、いくら保湿を重ねたとしても効果は出にくくなってしまいます。アイテムを浪費しないためにも、肌をしっかりと清潔にした後に保湿をすることをおすすめします。また、紫外線は肌を乾燥させる要因の一つになるので、夏場やアウトドア以外にも紫外線は毎日降り注いでいるので、365日日焼け止めは塗っておくと良いでしょう。

保湿が必要である理由

日焼けや空気の乾燥や加齢によって肌の潤いが不足しがちになってしまいます。そうすると肌は外部からの刺激を受けやすい状態になってしまうので、かさつきや痒みなどの肌ダメージを及ぼしてしまいます。それを防ぐためにも普段からボディクリームや保湿クリームを使って肌を保湿してあげると良いでしょう。ご自身が好きな香りを用いることでリフレッシュ効果もあるのでおすすめです。

入浴の際のポイント

入浴は、肌を清潔にすることができる上に角質に水分を与えることができるので保湿の準備として最適なタイミングになります。ただ、お湯の温度はぬるめくらいがベストになります。熱すぎてしまうと、肌に刺激が加わりダメージを受けやすい状態になってしまうので注意が必要になります。特に寒い季節などはアツアツのお湯に入りたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、40度を目安にすることをおすすめします。

保湿は入浴後10分以内に済ませたい

入浴後に肌がツルツルになっても、そのまま放置していればすぐに乾燥してしまいます。そのため、入浴後の10分以内に保湿ケアを行うことをおすすめします。角質の乾燥を遅くすることができれば、肌の状態はよりすべすべにすることができることでしょう。

正しい保湿ケアの方法

肌をすべすべにするには、角質内部に十分な水分を与え、肌を柔らかくしながら水分の蒸発を防ぐことが大切です。そのため、肌を清潔にした後はすぐに化粧水で水分を補給し、肌を柔らかくするために乳液等を用いて、更に水分の蒸発を防ぐためにクリームやオイルを使うことをおすすめします。

入浴中のスキンケアの順番

入浴は体と精神ともにリラックスすることができる魔法のひと時ですよね。そんな入浴タイムでも体のスキンケアは可能です。ただ、スキンケアの順番も存在しますので、以下の順番を守ってスキンケアすると良いでしょう。そうすることで効果は倍増するので、できれば早いうちに取り入れてみると良いでしょう。

体を流してからぬるま湯に浸かる

ガサガサ乾燥していないツルツルの肌をかなえるには、入浴後のケアだけでなく入浴中のケアも大事になります。まずは、体についているゴミや塵をシャワーで洗い流してから、38度前後くらいのぬるめのお湯に約10分ほど浸かります。ここでの注意点は、熱湯ではないことと長時間浸からないことです。長時間お湯に浸かると内臓に負担がかかったり脱水症状が起きたりするので、長くても15分以内に済ませると良いでしょう。

石鹸やボディーソープを使って体を洗う

浴槽から出た後は石鹸やボディーソープをボディタオルで十分に泡立ててから体を流します。その際にゴシゴシと擦るのは肌が傷つくのでNGです。力を入れすぎてしまうと皮膚にダメージが生まれてしまい、肌バリアが低下してしまうので乾燥や色素沈着などが起きやすくなるので注意が必要になります。

シャワーで優しく洗い流す

体をたくさんの泡で優しく洗い流した後は、38度くらいにぬるめに設定したシャワーですすぎ残しがないように洗い流します。しっかり水で体を洗い流した後は入浴後のケアを行っていくと良いでしょう。

入浴後のスキンケアの順番

先ほどは入浴中のスキンケア方法に関して解説していきましたが、これからは入浴後のスキンケアに関して解説していきます。入浴中は水分が多く含まれているので肌の大敵である乾燥からは身を守れますが、入浴後は特に肌が乾燥しやすいので注意が必要です。工夫次第で乾燥から肌を守ることは可能ですので以下の項目を是非習得してみると良いでしょう。

優しくタオルオフする

まずは清潔なタオルで体についた水分を優しくふき取ります。この際にも、ゴシゴシと強く擦るのではなく優しく抑えるように水分を吸い取ることをおすすめします。

顔に化粧水を塗る

水分をふき取った後は、まず初めに顔に化粧水をしみこませます。この際にコットンを使うことをおすすめします。手のひらで化粧水を顔にしみこませようとすると、肌にではなく手のひらに化粧水が入っていってしまうので注意が必要です。ただ日焼け後の肌や月経前の肌は敏感になっているのでその際はコットンの繊維にも反応してしまうので、肌の状態を見ながら化粧水を使うことをおすすめします。

体にボディケアアイテムを塗る

肌に水分を十分に含ませた後は体のケアに移ります。腕や脚などそれぞれの部位ごとに500円ほどの量のクリームを取り出します。それからクルクルと優しく塗りながら広げるようにすると良いでしょう。ボディクリームの種類を併用する際は、ボディローション、クリーム、オイルの順番に使うことをおすすめします。

顔に美容液や乳液・クリームを塗る

ボディケアが完了した後は、顔に美容液、乳液を塗ることをおすすめします。その際にテクスチャーを手のひらで温めて肌に包み込むようにしみこませるのがコツになります。

ヘアケアを行う

最後にヘアケアに入ります。濡れた状態の髪はキューティクルがはがれやすくなるのでなるべく早くドライヤーやタオルオフで乾かすようにします。ドライヤーを使う際は、髪から8センチほど離したり、同じ場所に当てないようにしたりするということを心掛けると良いでしょう。

スキンケアの順番を意識してもっと綺麗に

これまで肌のスキンケア方法に関して解説してきましたが、スキンケアは順番がとても肝になるということをお分かりいただけたことと思います。この大切さの裏側に眠るメカニズムも読み取っていただけたら幸いです。是非、この方法を一日でも早く実践していただき、誰もが羨むより綺麗な素肌を手にしてくださいね。