メンズの皆様、スキンケアはバッチリでしょうか？
今回はメンズのスキンケアの”洗顔方法”について紹介していきます。洗顔回数や肌質に合った洗顔方法等を紹介していきます。
あなたに合う洗顔方法を見つけて、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
【基礎知識】朝と夜の2回洗顔をすべき
メンズの皆様、朝と夜に2回洗顔しましょう。
朝洗顔する理由は、寝ている時に知らずのうちに顔に付着している油分を落とすため。人は寝ている際に汗をかいています。
その汗を落とすために朝に洗顔をする必要があります。また、寝具等の埃や汚れが顔に付着しています。
洗顔をしなかった場合、顔に付着している油分や汚れが肌に悪さをしてしまい、ニキビや炎症につながります。
夜に洗顔する理由は、日中でかいた汗を落とすためと古い角栓や汚れを落とすため。学校やお仕事等で汚れた顔をキレイにして就寝しましょう。
これもまた忘れると寝ている際に顔に付着している汚れが肌にダメージを与えます。忘れずに洗顔して就寝しましょう。
肌質と季節によっては洗顔の回数を調節
上記で朝と夜とで2回洗顔をすることをオススメしましたが、肌質と季節によっては例外が発生します。これから肌質と季節によっての洗顔方法をこれから紹介していきます。
肌質は「乾燥肌」と「脂性肌」の2パターンに分かれます。
乾燥肌：1日一回を目安に洗顔
乾燥肌は1日に一回の洗顔にしましょう。
メンズは1日二回が基本と上記で紹介しましたが、乾燥肌のメンズは話が変わってきます。
乾燥肌は肌を守る油分量が一般のメンズより少ないです。ある程度の油分は外気のチリや埃から守る役目がありますが、その役目が弱いことが特徴的。
そのため、乾燥肌の人は1日二回洗顔をすると、肌を守る油分を必要以上に洗い流してしまいます。結果、肌を守ってくれる油分がなくなり、直接肌にダメージがいくようになります。
脂性肌：1日二回を目安に洗顔
脂性肌のメンズは1日二回を目安に洗顔をしましょう。
脂性肌のメンズは二回でいいんですか？と質問が来そうですが、二回で十分。
なぜなら、乾燥肌でも述べましたが必要以上に肌の油分を落としてしまうからです。脂性肌のメンズは3回、4回としなくても大丈夫です。
朝と夜を目安に洗顔をしましょう。もし日中に脂量が多いなと感じた場合は、あぶらとり紙などで対応するのもオススメ。
多く洗顔をすればキレイになるという訳ではないことが分かります。
夏場は二回・冬場は一回の洗顔がピッタリ
季節によって、洗顔回数を分けましょう。 夏場は暑くなり汗を沢山かきます。
結果的に油分が多く排出しますので、1日二回の洗顔回数をオススメします。 冬場は空気が乾燥します。よって肌も乾燥しがち。
油分量もそれに伴い少なくなり、1日一回の洗顔回数で十分なメンズも多くいるので一回の洗顔をオススメします。
このように、季節に合わせて洗顔回数を臨機応変に変えていくことをオススメします。
間違った洗顔のやり方を7つ紹介【肌トラブルを回避】
ここからは間違った洗顔のやり方を紹介します。今まで間違えていた！というメンズもいるかもしれません。
気を落とさずに、今日から間違った洗顔を辞めればいいのです。それでは、以下の間違った洗顔方法をしている方は今日から改善していきましょう。
1.冷水を使った洗顔はNG
冷水を使って洗顔をしている皆様、それは誤った洗顔方法です。
冷たさで肌が引き締まる感覚がありますが、全く皮脂や汚れは落ちていません。例えば食器の汚れは冷水だと落ちにくい経験はないですか？
お湯で食器洗いをするとキレイに食器の汚れが落ちますよね。冷水ではなかなか汚れは落ちません…。
冷水で洗顔をしている方は、ぬるま湯で洗顔をするようにしましょう。
2.ゴシゴシ洗いは絶対にNG
顔を力任せにゴシゴシ洗うのはNGです。なぜならば、強い摩擦を与えることは肌を痛めてしまうから。
また、しわやたるみを招く大きな原因になります。皮脂や汚れはゴシゴシ洗いで落ちるというわけでは、決してありません。
洗浄力がきちんとそなわった洗顔料を使い、肌を優しく包み込むように洗いましょう。今日から力任せのゴシゴシ洗いから、大事なものを丁寧に取扱うような優しさで洗ってみてください。
3.熱いお湯を使った洗顔はNG
熱いお湯を使った洗顔をしている方、それは誤った洗顔方法です。熱いお湯は汚れを落としてくれますが、その反面必要以上の油分も落としてしまいます。
肌を守ってくれる油分も落としてしまうので、要注意。また、熱いお湯で洗顔をしてしまうと強い乾燥を引き起こします。
要は必要以上に油分が落ちるために、肌が乾燥してしまうからです。乾燥はお肌にとって良くないので、熱いお湯で洗顔を行うのは辞めましょう。
4.予洗いせずに泡をつけるのはNG
予洗いせずに洗顔をしている方、それは間違っています。きちんと予洗いをしてから洗顔をしましょう。
予洗いの効果として、3点あります。
- ホコリやチリなど外気で触れた汚れを落とす効果
- 毛穴が開き汚れを浮かせやすくなる効果
- お肌に水分を与えることで、摩擦を軽減する効果
予洗いをすることによって洗顔の洗浄力をアップしてくれます。
そして最後に大事なことをお伝えします。
予洗いはぬるま湯で行いましょう。冷水は毛穴が閉じます。
熱いお湯だと必要以上の油分を落としてしまい、なおかつ肌にダメージを与えます。
よって、予洗いをする際にはぬるま湯で行いましょう。
5.メイクを落とさずに洗顔をするのはNG
メイクを落とさずに洗顔をするのは辞めましょう。実際、メイク落としと洗顔とでは役割が違います。
洗顔で一緒にメイクを落としているアナタ、今日からメイク落としと洗顔で、分けて行いましょう。
メイク落としの役割は、主にメイク汚れを落とすためです。一方で、洗顔はホコリ、皮脂、古い角質を落としてくれます。
それぞれの役目が違うため、洗顔を分けて行う必要があります。
6.洗顔を泡立てずに原液のままつけるのはNG
洗顔料を泡立てずにそのまま洗顔するのはNGです。泡立てずに洗顔すると、汚れが充分に落ちないからです。
泡立てた場合、きめ細やかな泡が毛穴の奥まで届き汚れや皮脂等を落としてくれます。しかし泡立てなかった場合、毛穴の奥まで洗顔料は届きにくいです。
よってしっかりと泡を立てて洗顔をしましょう。泡をたてるのが難しい場合、泡立てネットを利用してみてはいかがでしょうか。
きめ細やかな泡を作ってくれるのでオススメです。
7.洗顔後の保湿ケアをしないのはNG
洗顔後には保湿ケアしなければなりません。洗顔後は肌を守ってくれる皮脂等が全くないからです。
洗顔後は非常に肌が弱くなっています。そして刺激を受けると、ダメージを受けやすく肌荒れにつながります。
また、洗顔後は肌が乾燥しやすい肌状態になってしまい肌がつっぱってきます。洗顔後の肌は無防備になっていため、保湿をして肌を守る水分をしっかり補ってあげましょう。
肌タイプに合わせて注意すべきポイント
肌には色々なタイプがあります。上記でも名前が出ていますが、以下の4種類があります。
- 乾燥肌
- 敏感肌
- 脂性（オイリー肌）
- 混合肌
それぞれの肌には洗顔時に注意すべきポイントがあります。今から紹介していきます。
乾燥肌の洗顔方法
基本的には優しく洗います。円を描くように洗ったり、細かい部分は指先で優しく洗いましょう。
また、乾燥が酷い場合は洗顔料を使わずにぬるま湯のみで洗顔するのがオススメ。洗顔料を使った場合、乾燥を悪化させてしまいます。
乾燥具合によって、洗顔料を使うかどうか判断しましょう。
敏感肌の洗顔方法
基本的に洗顔方法乾燥肌と一緒です。
敏感肌は刺激に弱いため、優しく洗います。
泡がしっかりと泡立てて、泡を転がすように洗いましょう。濃密泡を作成するよう意識しながら、泡を立てて洗顔することを意識してくださいね。
脂性肌（オイリー肌）の洗顔方法
脂性肌は、1回の洗顔を丁寧にしましょう。脂でテカリが気になりますが、1日に何回も洗顔をするのはよくありません。
気を付ける点としては、洗顔しすぎないこと。
混合肌の洗顔方法
混合肌の洗顔方法は、洗顔料を使って洗う部分とぬるま湯だけで洗う部分とで、部分毎に洗う方法を変えなければいけません。
皮脂の分泌量が多い部分は洗顔料を使用することを心がけます。一方、皮脂量が少ない箇所はぬるま湯ですすぐのみで洗いましょう。
混合肌は洗顔方法を分けて洗うのがポイント。
洗顔は肌質と環境に合わせて優しく行う
これまでメンズのスキンケア方法を紹介しました。それぞれの肌質と環境に合った洗顔をしていきましょう。
今日からできる洗顔方法もあるので、しっかりと自分に合った洗顔方法で洗顔をしてみてくださいね。
参考になったら幸いです。明日から美肌ライフを過ごしましょう。