脱毛っていくつか種類があるけど、それぞれどんな効果があるの?

毎日のムダ毛処理を自分で行うのはとても大変で面倒な作業ですよね。

そこでおすすめなのが、「脱毛」をすることです。しかし様々な脱毛サロンがあり、脱毛方法にもいくつか種類が分かれています。

だからこそ、どの脱毛が自分に合うのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、次の代表的な4つの脱毛方法に関して、メリットやデメリットなどをわかりやすく紹介してきます。

代表的な脱毛方法
  • レーザー脱毛
  • ニードル脱毛
  • 光脱毛
  • ブラジリアンワックス脱毛

脱毛方法にはどのような種類があるのか

脱毛方法にはどのような種類があるのか

代表的な脱毛方法には、「医療脱毛」、「ニードル脱毛」、「光脱毛」、「ブラジリアンワックス脱毛」があります。それぞれによって効果や痛みの強さなどが違うため、目的などに合わせて自分に合った脱毛方法を選んでみてください。

それぞれの特徴などについて、かんたんに下記にまとめてみました。

脱毛の種類医療脱毛(レーザー脱毛)ニードル脱毛(電気脱毛)光脱毛(フラッシュ脱毛)ブラジリアンワックス脱毛
効果永久脱毛永久脱毛抑毛抑毛
痛み少し強い強い弱い少し強い
施術回数5〜8回5〜8回12〜24回定期
施術期間6ヶ月〜1年半6ヶ月〜1年半2〜3年2〜3週間

医療脱毛(レーザー脱毛)

医療脱毛(レーザー脱毛)

レーザー脱毛は永久脱毛できる効果があり、レーザーを使って毛母細胞、毛乳頭、そしてバルジ発毛因子を壊して毛を生えないようにしていきます。またレーザーの照射パワーが強いため、医療機関でしか行うことができない脱毛方法です。

痛みは強いものの、脱毛効果が高く施術後もしっかりケアを受けられるため、本格的に脱毛を行いたい場合におすすめの方法でしょう。

できるだけ毛が生えないようにしたい方はレーザー脱毛を行い、永久脱毛を考えてもいいかもしれません。

しかし注意点があり、完全に毛が生えないようにするわけではありません。イメージとしては、「施術後に一定量の毛が減る」という感じになります。

医療脱毛のメリット

医療脱毛のメリットは次の4つになります。

  • 永久脱毛ができる
  • 脱毛完了までが5〜6回程度と短い
  • 麻酔をして痛みを避けることもできる
  • 肌トラブルにすぐ対応してもらえる

パワーが強いことで痛みを強く感じる「ワキ」などは、相談をして麻酔をすることもできるでしょう。施術前に聞いてみるといいかもしれません。

クリニックによっては麻酔代がかからないこともあります。

医療脱毛のデメリット

次にデメリットをみてみましょう。

  • 痛みが個人差はあるものの強い
  • 金額が高め
  • 店舗数が脱毛サロンより少ない
  • 照射に時間がかかる

医療脱毛は金額が高めに設定されています。また、痛みが強いため途中で脱毛をやめてしまう人もいるかもしれません。

医療脱毛の種類とは

医療脱毛には4種類のレーザーがあるため、それぞれ脱毛効果も変わります。自分の肌や毛質にあわせた方法を探してみると良いでしょう。

ダイオードレーザー(蓄熱式) 「毛母細胞」「毛乳頭」「バルジ領域」を破壊する効果があります。
産毛にも反応し、痛みは弱めです。美肌効果もある方法でしょう。特に、色が濃く強い毛から細い毛まで効果があります。
ダイオードレーザー(熱破壊式) 「毛母細胞」「毛乳頭」を破壊する効果があります。
細い毛や産毛、色が濃く太いものまで効果があり、美肌効果がある方法です。
アレキサンドライトレーザー 「毛母細胞」「毛乳頭」を破壊する効果があります。
色が濃く太い毛から細い毛まで効果がある方法です。
ヤグレーザー 「毛母細胞」「毛乳頭」を破壊する効果があり、波長が長く、通常のレーザー以上に組織の奥の方まで浸透します。
色が濃く太い毛から細い毛、また色が濃く深くに生えれている太い毛、硬毛化した毛にも効果的です。

ニードル脱毛(電気脱毛)

ニードル脱毛(電気脱毛)

ニードル脱毛は確実に一本ずつ破壊することができる方法です。毛穴にニードル(針)を指して電気を流すことで毛根細胞にダメージを与え、破壊していきます。

毛量が多い場合は、施術に時間がかかるかもしれません。

ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛には4つメリットがあります。

  • 施術は毛の一本単に
  • 永久脱毛がかぎりなくできやすい
  • どのような肌質・肌色でも問題ない
  • 仕上がりがとても綺麗

毛を一本ずつ処理をするため、肌質、肌色など関係なく施術が可能です。特に髭やVIOなど形をデザインしていきたい人におすすめとなります。

ニードル脱毛のデメリット

続いて、デメリットもみていきましょう。

  • 個人差はありますが痛みは強い
  • 他の脱毛よりも高い金額になる
  • なかなか対応しているサロンやクリニックがない
  • 脱毛範囲は広範囲には向いていない

一本ずつ毛穴に針を刺すため、痛みが強く価格も高くなります。また広範囲には向かない脱毛方法です。

ただ、永久脱毛を確実にしたい方にはおすすめと言えるでしょう。

ニードル脱毛の種類とは

ニードル脱毛の種類をみてみましょう。脱毛間隔は2〜3ヶ月に1度が目安となります。

電気分解法 電流を水酸化ナトリウムで発生させ発毛組織を破壊します。
フラッシュ法 毛穴に高周波で加熱し、発毛組織を凝固させます。
ブレンド法 電気分解法とフラッシュ法を合わせた方法です。
絶縁針脱毛 毛穴に差し込んだ絶縁針から電気を通し、毛根・毛球・毛乳頭を破壊します。

光脱毛(フラッシュ脱毛)

光脱毛(フラッシュ脱毛)

脱毛サロンでももちろん行うことができますし、家庭用脱毛器もある「光脱毛」です。フラッシュ脱毛とも言われています。光脱毛は、照射する光がメラニン色素に反応することで毛根にダメージを与え、徐々に毛を薄くしていく方法です。

照射が弱いことからすぐに効果がでるものではないものの、肌へのダメージは少ないと言えるでしょう。毛を細くし、成長を抑えることができます。

光脱毛のメリット

まずは光脱毛のメリットからご紹介していきます。

  • 比較的安く利用できる
  • 痛みが他の施術より少ないと思われます
  • 全国的に店舗があるため、サロンが多い
  • 肌への負担が少ない
  • 自分でもできる家庭用脱毛器がある

痛み、費用を抑えて脱毛したいのであれば最も適している脱毛法だと言えるでしょう。

キャンペーンを実施しているサロンも多いので、試してみたい方はお得な価格で試してみると良いかもしれません。

光脱毛のデメリット

では、デメリットもみていきましょう

  • 永久脱毛はできない
  • 脱毛が完了するまで時間がかかる
  • 長く続けるとコストがかかってしまう

1回であれば安くですむものの、脱毛を完了させるまで12回〜18回程度かかることから考えると、実はコストがかかるケースも少なくありません。保証期間もあるサロンもあるため、脱毛前に確認をしてみると良いでしょう。

中には、通い放題プランもあるので探してみるのはいかがでしょうか。

光脱毛の種類とは

光脱毛の種類を見ていきましょう。


毛周期にあわせて、「これから生えてくる毛」に対してアプローチをする脱毛方法となります。
IPL脱毛 メラニン色素に反応する光を当てて、毛根にダメージを与ええる方法です。産毛への効果は薄く、痛みはやや強いことが特徴です。
S.S.C脱毛 抑毛効果があるジェルを使い、塗布した肌の上からクリプトンライトという光を照射することでジェルに含まれる制毛成分が効果を発揮して毛の生成を抑えることができます。
濃い毛だけでなく産毛など薄い毛にも効果的で、肌への負担も少ないことが特徴です。
SHR脱毛 表皮に近いバジル領域という部分に、蓄積させた熱を与える方法です。
IPL脱毛や医療レーザーでは施術できない「日焼けをしている方」でも施術することができ、痛みがほとんどない脱毛方法です。また、毛周期に合わせず脱毛できるメリットがあります。
ハイパースキン脱毛 人間の肌とほとんど同じ36℃~38℃の低温で施術できる方法のため、敏感肌や痛みを抑えた脱毛がしたいという人におすすめの脱毛方法です

ブラジリアンワックス脱毛

ブラジリアンワックス脱毛

ブラジリアンワックス脱毛とは、はちみつなどからできたワックスを脱毛したい所に塗り、一気に根元から引き抜くという方法です。

欧米を中心に人気となっている脱毛方法で、VIO脱毛に関心が高まった日本でも人気のある脱毛方法となります。

ブラジリアンワックス脱毛のメリット

ブラジリアンワックス脱毛のメリットは、次のとおりです。

  • 毛を一瞬で広範囲に除毛でき即効性もある
  • 今すぐに脱毛したい方におすすめ
  • 初心者でも安心

手軽な金額で脱毛でき、広範囲でも施術しやすい方法となります。

脱毛初心者でも安心して脱毛できるでしょう。美肌、保湿、毛穴の引き締め効果があるような美容成分が入っているワックスを使用します。

ブラジリアンワックス脱毛のデメリット

では、デメリットもご紹介していきます。

  • 永久性がない
  • 段々と生える周期は減るものの毛は生えてくる

ブラジリアンワックスには永久性がなく、2〜3週間しか効果がないと言えるでしょう。ただ、同じ箇所であれば徐々に毛が生えるのは遅くなります。

脱毛の仕組みに関する疑問2つ

脱毛の仕組みに関する疑問

脱毛に関していろいろ紹介してきましたが、最後に脱毛の仕組みについて2点紹介します。

  • 脱毛方法で通える間隔に違いがある理由とは
  • 脱毛しても毛が生える理由とは

それぞれ、具体的にまとめていきます。

Q
脱毛方法によって通える間隔に違いがある理由とは?
Q
脱毛しても毛が生える理由とは?

まとめ

脱毛する方法としてよくあるのが、下記4種類の方法です。

代表的な脱毛方法
  • レーザー脱毛
  • ニードル脱毛
  • 光脱毛
  • ブラジリアンワックス脱毛

脱毛を行いたい場所や減らしたい毛量など、様々な理由で受けたい脱毛の種類も変わってくるかと思われます。

この記事が、試してみたい脱毛を探す一つの手助けとなれていれば幸いです。