「顔がベタベタするからあまりスキンケアをしたくない」
「今のスキンケアをもっとさっぱりさせたい」
「スキンケアが今の自分に合っていないかもしれない」とお考えの方に必見です。
この記事を読めば、ベタベタするスキンケアの原因と、これからのスキンケアがベタベタしなくなる方法を順番にお伝えしていきます。ぜひ、普段取り入れてるスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。
スキンケア後にベタベタする4つの要因

それでは早速、顔がベタベタしてしまう誤ったスキンケアを順番に解説していきます。この中にもしかしたら普段取り入れている方法があるかもしれません。日常を思い出しながら読み進めてみることをおすすめします。または、今後スキンケア製品を買い替える方も以下の項目にその製品が当てはまらないか先に確認しておくと良いでしょう。
使っている製品の油分が多すぎる
洗顔で顔を清潔にした後に化粧水、美容液、クリームの順番で行うことは合っていますが、その製品に油分が多すぎるものを使っていれば顔がベタベタしてしまう一つの要因かもしれません。油分は肌の潤い分をキープさせるためのモノではありますが、各メーカーによって比率もそれぞれ変わっていきますので予めご自身の肌タイプを確かめながら選択する必要があります。
保湿しすぎている
肌の調子は人それぞれに違いますし、季節や日によっても変わっていきます。そのため肌が比較的に潤っている期間に保湿をしすぎることで顔がベタベタしてしまいます。スキンケアをする前に今一度肌がどんな状態になるか吟味したうえで保湿を行うようにすると良いでしょう。また、保湿をしすぎることで肌の角質層が薄くなり、バリア機能の低下に繋がってしまいます。そのため、いついかなる時でも適度な保湿が求められます。
浸透できていない
スキンケアで肌がベタベタしてしまう要因の一つとして、肌にスキンケア成分が十分に浸透しきれていない状態でたくさん使ってしまっていることが挙げられます。肌が少しひんやりしてきたなと感じるタイミングが浸透のサイン。この経過をじっくり感じながら工程を踏んでいくようにすると良いでしょう。
乾燥していて皮脂が過剰分泌している
肌の表面はベタベタしているのに、肌の内部は乾燥していることがありますがこれをインナードライと呼びます。インナードライとは、保湿がされてない肌が乾燥から守るために過剰に皮脂を出そうとしている状態です。肌がベタベタしているので油性肌と言われがちですが、逆に乾燥してしまっているパターンも少なくはありません。油性肌と勘違いして十分な保湿をしなければ更に肌トラブルに繋がる可能性があるので注意すると良いでしょう。
ベタベタを放置してしまうデメリット

肌がベタベタすることでどのようなデメリットがあるのでしょうか。肌がベタベタするまで保湿をされている方も必見です。肌にとって保湿は最も大切な工程の一つではありますが、肌がベタベタしてしまっては正しいスキンケアとは言えません。これから挙げるデメリットを先に知っておくことでこれからの対策が行えることと思いますので、確認していくと良いでしょう。
ホコリやごみが顔に付着して肌トラブルに
肌がベタベタしていることで、空気中のホコリやゴミ、またはアレルゲンの元が顔表面に付着しやすくなってしまいます。そのためそれが毛穴に入り込むことで肌トラブルを起こしかねません。肌の痒みや炎症を防ぐためにも肌がベタベタしている状態を長く持たせることはあまり好ましくありません。
バリア機能が弱まる
肌がベタベタしていることで角質層が薄くなりバリア機能が下がってしまいます。そうすることで肌が乾燥しやすい状態になり、逆に皮脂成分が過剰に分泌され油っぽい肌になってしまいます。肌のバリア機能が低下してしまった肌は、乾燥に弱く、肌トラブルを起こしやすくなってしまいますので、これらを避けるためにも適度な保湿が求められます。
スキンケアのべたつきを防ぐには

けどどうしてもスキンケアをすればベタベタしてしまう。そんな方へ対処方法はあります。普段のスキンケアを見直してみながら以下の対処法を照らし合わせて見ると良いでしょう。どれも決して難しいことはありませんし、中にはお金をかけずに行えることもあります。そのことを頭の片隅に置きながら読み進めていただくことをおすすめします。
少しずつつける
人それぞれに肌の面積は違いますので、スキンケア製品は少量ずつ付けて様子を見ることが大切です。一度に一気に顔全体を塗ろうとするのではなくまずは目元、口回りなど塗り残しが起きやすい箇所から始めることをおすすめします。また、クリーム等は指の腹で塗るだけでなくハンドプレスしながら肌の深層部分まで浸透させることが重要です。
化粧水がきちんと浸透してからクリームを塗る
化粧水をバシャバシャとつけて十分に肌の奥にしみわたっていない状態で、慌てて美容液、クリームを塗ってしまうのは非常にもったいないです。そうすることで、肌の表面はべたつくのに肌の内部は乾燥しているというインナードライを引き起こしてしまいます。そうすることで肌表面も油分を出そうとするのでかえって油性肌になります。そのため、化粧水を使う際はコットンを使うことをおすすめします。ハンドで行うと手のひらに化粧水成分がしみこんでしまいますのでコットンを使って肌に優しく抑えて肌深くまで成分をいきわたらせるようにすると良いでしょう。少しひんやりしてきたなと感じたら浸透しているサインになりますので、このまま水分が外に逃げないようにクリームや乳液等で蓋をして覆います。
油分が多くないアイテムを使う
肌がベタベタしてしまう要因の一つとして、今お使いのスキンケア製品に油分が多すぎるのかもしれません。スキンケア製品を選ぶ際は油分量ではなく保湿成分の配合量を気にすると良いでしょう。保湿成分の例として、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどが挙げられます。肌が乾燥している状態に、保湿成分ではなく油分を含ませたとしても肌の内部は保湿されないので更に乾燥が悪化してしまいます。保湿と浸透力が強い製品を用いて肌の水分量と油分のバランスとバリア機能を整えて、肌自体を元気な状態にするように意識すると良いでしょう。
必要な皮脂まで除去しない
肌表面にある必要な油分まで除去してしまうとかえって乾燥が悪化してしまいます。例えば洗顔の際に肌をゴシゴシ触ったり刺激性のあるクレンジングを使っていたりすると、毛穴から必要な油分まで取り除かれてしまいます。健やかな肌はバランスの取れた水分量と油分があってこそなので、ここを気にしながら普段からのスキンケアに取り掛かると良いでしょう。
正しいスキンケアの流れ

ここまで肌がベタベタしない方法をお伝えして、ようやく正常のスキンケアへ戻りつつあると思いますがここで改めて正しいスキンケア方法を順番に解説していきます。以下の工程をイメージしながらご自身の肌がより綺麗になっていく未来を想像しながら読み進めていくと良いでしょう。
洗顔
スキンケアの工程を踏む前に洗顔をして顔表面を清潔の状態にすることが必須です。洗顔料を使わずに水だけで肌を洗い流す方もいらっしゃいますが、余分な皮脂も洗い流した方が基礎化粧品が肌にしみわたりやすくなります。そのため、日中活動して肌表面にホコリや塵が付いている夜も含め、朝も寝ている間に空気中に舞っているゴミ等が肌に付着しているので一日に2回行うと良いでしょう。
化粧水
肌を洗顔料で清潔にした後は、その毛穴に化粧水を含ませ保湿させます。人それぞれ肌のタイプは変わっていきますので、しっとりしたものやさっぱりしたものを選ぶと良いでしょう。化粧水はコットンを使うことをおすすめします。手のひらで化粧水を使うと肌ではなく手のひらの方にも成分がしみわたってしまうので、肌に十分に保湿効果を持たせるためにコットンを活用すると良いでしょう。肌がひんやりしてきたなと感じたら化粧水が肌に浸透しているサインです。
美容液
美容液はマストアイテムではありませんが、悩み別に使うことをおすすめします。例えば、乾燥肌、美肌を目指したい、しわやシミに合わせた美容液がありますのでプラスアルファで用いると良いでしょう。化粧水が十分にしみこんでいる肌に美容液を塗布します。ポイントとしてはまず美容液を手のひらに乗せ体温くらいに温めます。それから肌表面に塗布すると肌に浸透しやすくなるのでおすすめです。
乳液
乳液は塗りすぎることで肌表面がベタベタしてしまいますが、逆に使わないことで乾燥に繋がります。毛穴に様々な保湿成分を含ませた後は外に逃げやすい状態になっているので乳液の油分で蓋をすることが必要です。乳液も手のひらで温めた後に肌表面に塗布します。ゴシゴシと強く塗るのではなくさらっと滑らせるように塗ることがコツです。
クリーム
最後に使うクリームは非常に保湿を高めてくれるアイテムになります。そのため塗りすぎることでベタベタしてしまいますので、少量ずつちょんちょん塗りすることがおすすめです。特にTゾーンは油分が多い箇所になるので、特に少量を意識すると良いでしょう。
正しいスキンケアで健やかな肌へ

肌がベタベタしてしまう要因と対処方法を解説させて頂きました。もしかしたらこれまでの習慣の中に当たり前のように行っていたものもあるかもしれません。今日この記事を読んでそのようなポイントがありましたら、本日のスキンケアから見直してみて誰よりもいち早く輝くお肌を手にされてくださいね。