今おこなっているスキンケアはどのようなものですか?
正しい順番、正しい方法。必要なものを利用できているでしょうか。
スキンケア1つとっても、人により順番も方法も変わってくると思われます。
しかし、知っておかなければならないこともあるのではないでしょうか。
そこで、この記事では次のことを解説します。
- スキンケアの目的
- 朝、夜のスキンケアアイテムの正しい順番
- 正しいスキンケアのポイント
- NGなスキンケア
- スキンケアアイテムに関する疑問
今のスキンケアに不安がある人や自信がある人にも、この記事を読むことでスキンケアに関する正しい方法など再確認することができると思われます。
この記事がスキンケアに関して何か疑問を解消できるきっかけとなれば幸いです。
スキンケアの目的とは

スキンケアの目的は、見た目の状態を整えることを言います。
たとえば、紫外線や乾燥、花粉、さまざまなものが肌には付着するため、外的刺激から肌を守ることも一つの目的でしょう。
このことから考えてわかるかもしれませんが、実は朝と夜のスキンケアでも別々の目的があります。
朝は、寝ている間に出た汗や皮脂を取り除き外的刺激から守るという目的があると思われます。
夜は日中に付着したホコリ、メイク、汗、皮脂とさまざまなものを取り除き、肌のダメージを癒す目的があるでしょう。
このようにスキンケアの目的も朝と夜で分かれているのです。
まずはスキンケアの目的を知ることで肌の状態を整える意味がわかると思われます。
朝スキンケアアイテムの正しい順番

朝のスキンケアアイテムの順番を見てみましょう。
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
このような順番になっています。
まず、洗顔です。
朝起きた時、顔はきれいだと思い水で簡単に洗うかたもいるかもしれませんが、それではまだ不十分かもしれません。
人は寝ているときに汗をかいたり皮脂がでたりします。
そのため、しっかり洗顔料を使って顔を洗う必要があるのではないでしょうか。
この時、温度も気を付けた方がいいのですが、熱いお湯では洗わないようにするといいと思われます。
もし熱いお湯で洗ってしまうと肌に必要な潤いまで流してしまうので、ぬるま湯で洗うのが良いのではないでしょうか。
次に化粧水です。
化粧水は肌の潤いを与え、肌のバリア機能を整えると思われます。
肌は洗顔後すぐに乾燥が始まってしまうため、洗顔後すぐに化粧水を塗ったほうがいいでしょう。
その次に美容液ですが、順番を間違えないようにするといいかと思われます。
つい、乳液の方が先かなと思ってしまうこともありますが、美容液の方がクリームより先がいいのではないでしょうか。
覚え方としては水分から油分という順番が正しいので覚えておくとわかりやすいかもしれません。
最後に、乳液・クリームで肌の保湿成分を閉じ込めていきます。
まだ化粧水だけでは水分を保つのも限界があるため、乳液・クリームを使うといいのではないでしょうか。
このように順番を守ることで肌を乾燥から守り、しっとりした肌になるかと思われます。
夜のスキンケアアイテムの正しい順番

次に夜のスキンケアアイテムの正しい順番をみていきましょう。
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
このような順番がいいと思われます。
まずはクレンジングです。
クレンジングでメイク、皮脂の汚れを落としていきましょう。
クレンジングを手にとり、両頬やあご、鼻、額と5つの部分にクレンジング剤を置いて顔の内側から外側へ優しく塗っていきます。
このように塗っていくことでメイクや皮脂の汚れが浮いてくるので、約1分間たってからぬるま湯で洗うといいでしょう。
また、クレンジングですが次のような種類があります。
- クリーム
- ミルク
- ジェル
- リキッド
- オイル
この中から好きなタイプを選ぶといいでしょう。
少しクレンジングのタイプに関して解説します。
クリームタイプは油性成分と界面活性剤のバランスが良く、乾燥もしにくいものでしょう。
洗浄力はナチュラルメイク向けです。皮脂を奪いすぎないように1分程度と早めに流すと良いでしょう。
ミルクタイプは肌に特に優しく、使い心地も良いと思われます。
ミルクタイプは水分の配合率が高いことから肌に潤いを残し、みずみずしい肌になるでしょう。
洗浄力はマイルドで、敏感肌の人にいいかと思われます。
ジェルタイプは2種類あり、中身の色が違うでしょう。
透明なものはさっぱり洗いあげるもので、界面活性剤が多めだと思われます。
白っぽいものは油分が多く、低刺激性になるでしょう。
摩擦はあまり起こしませんが、乾燥肌と敏感肌の人は少しつっぱりを感じるかもしれません。
リキッドタイプは比較的にオイルフリーが多いでしょう。
油分ではなく、界面活性剤でメイクを落としますので、べたっとしたのが苦手な人にいいと思われます。
最後にオイルタイプは洗浄力が最も高いと言えるでしょう。
油分と界面活性剤でメイクや皮脂を浮かし、流していきます。
たとえば日焼け止めやファンデーションなど肌に密着している、落ちにくいメイクも簡単に落とせるでしょう。
しかし、よくメイクなどが落ちるため皮脂を多く奪ってしまいます。そのため、乾燥肌や乾燥によって小じわを作りたくないのであれば避けた方がいいかもしれません。
このように5種類ありますので、目安にしていただけたらと思います。
クレンジングの次は洗顔です。
よく泡立て、その泡でそっと顔を洗っていくといいでしょう。
できればこの時、肌に手を触れずに泡を使って皮膚の上を転がすように洗うのがいいと思われます。
泡であれば肌への摩擦も少なく、肌トラブルを避けることができるでしょう。
クレンジングが残っていないかどうかは洗顔の時にしっかり洗い流す必要がありますので残らないようにするといいのではないでしょうか。
その後は化粧水で肌を整え、乾燥を防ぎます。
美容液は「日中に受けた肌へのダメージをケアする」と考えてみるといいでしょう。
最後に乳液とクリームを使います。
しっかり肌の潤いに蓋をして閉じ込めるといいでしょう。
乳液とクリームは朝よりもしっかりしたものを選ぶと、夜の間にしっかりケアできると思われます。
夜の手順を崩してしまうと保湿が足りず肌の回復も遅れてしまうかもしれないので、気を付けるといいかもしれません。
正しいスキンケアのポイント3選

ここまでスキンケア商品の順番をお伝えしましたが、ここから正しいスキンケアポイントもチェックするといいと思われます。
- クレンジングにこだわる
- 肌への刺激を減らす
- 肌質に合ったものを選ぶ
ではそれぞれ解説します。
1.クレンジングにこだわる
スキンケアのためにさまざまな物を使ってお手入れしていくと思いますが、特に「クレンジング」にこだわるといいと思われます。
まずはしっかり洗うことが重要でしょう。
クレンジングは汚れを落とすのはもちろん、その後のアイテムの効き目を良くするという働きもあるのです。
ここでクレンジングの簡単な流れを見てみたいと思います。
- アイメイクや口別など落ちにくいところから洗う
- Tゾーン、頬、目元、口もとの順番で洗う
- お湯は30~32度で優しく洗う
上記の流れもポイントとなるのでしっかり押さえておくといいと思われます。
2.肌への刺激を減らす
肌への刺激は極力減らすといいと思われます。
肌に刺激を与えてしまうとそれだけで肌のバリア機能は低下してしまいかねません。
せっかくしているスキンケアで刺激を与えてしまうと真逆の効果を与えていると考えていいでしょう。
まずはそっと泡で顔を洗い、顔を拭くタオルも肌に優しいものでそっと拭くのがいいと思われます。
このように肌への刺激を極力避ける方法を考えていてはいかがでしょうか。
3.肌質に合ったスキンケアを見極める
今行っているスキンケアは正しい方法でしょうか。
意外と多いのが自分の肌質に合ったスキンケア方法をしていないこと。
肌質は主に4つあると言われています。
- 敏感肌
- 脂性肌
- 混合肌
- 普通肌
肌質に合ったスキンケアを行わないと、せっかくのスキンケアも効果がなくなってしますでしょう。
まずは自分の肌に合っているかどうか、肌質から見ていってはいかがでしょうか。
NGなスキンケアとは?

意外とやってしまっているNGスキンケア方法ですが、自分のスキンケアが間違っていない自信はあるでしょうか。
たとえば
- メイクを落とす時に肌でゴシゴシこすっている
- クレンジングをしながらマッサージをして毛穴の汚れを落としている
- 肌が乾燥すると思い、朝は洗顔料を使わない
- メイクを落とさず寝てしまう
- スキンケアアイテムは化粧水のみ
この中に当てはまっていることはありますか?上記はすべてNGなスキンケアになります。
肌のことを考えて行うスキンケアです。
肌に優しいく、正しいスキンケア方法を使っていくといいでしょう。
スキンケアアイテムに関する疑問3選

最後にスキンケアアイテム関してよくある疑問3つを回答していきたいと思います。
- パックなどのスペシャルケアをするタイミングは
- ジェルクリームを使うタイミングは
- 洗顔中の温度はどのくらいがいい
では、それぞれ解説します。
1.パックなどのスペシャルケアをするタイミングは?
パックを使う時は、次の順番がいいでしょう。
- 化粧水
- パック
- 美容液
ただ、油分が入っているパックに関しては以下のようになります。
- 化粧水
- 美容液
- パック
このような順番がいいと思われます。
夜であればお風呂上りや洗顔後がいいということは知っている方も多いのではないでしょうか。
朝の場合は洗顔して肌の状態が整っているかを確かめてからパックを使うといいと思われます。
フェイスマスクは美容成分がたくさん入っているため長時間つける方もいると思われますが、つけている時間が長くなればなるほど水分が蒸発してしまい、肌を乾燥させてしまいかねません。
そのため、パックをつける順番だけでなく使用時間も守るといいでしょう。
2.ジェルクリームを使うタイミングは?
ジェルクリームはかなり多くの種類が売られていることもあり、種類により順番が違ってくると思われます。
そのため、パッケージを確認してから正しいタイミングで行うのがいいでしょう。
もしもパッケージに書かれていない場合は
- 化粧水
- ジェル
- クリーム
このような順番だと思っていいと思います。
3.洗顔中の温度はどのくらいがいい?
もっともいいと言われているのが32~34度がいいと思われます。
もし冷たかったり熱かったりすると肌にダメージを与えてしまうでしょう。
そのため、温度には特に気を付けて洗うようにするといいかと思われます。
まとめ

スキンケアは正しい順番、正しい方法、また自分の肌に合っているものを利用するといいでしょう。
逆に正しくない順番や方法で行ってしまうと肌を傷つけ、ダメージを与えてしまうかと思われます。
スキンケアは肌を整えるために行うものです。
そのため、この記事では正しいスキンケア方法など解説しましたが何か1つでもお役に立てていれば幸いです。