
スキンケアにおいて外側からしっかりアプローチをするという攻めの方法と、初めから外部からの刺激を肌にもたらせないという守りのアプローチが存在します。ここでは今ご自身の肌がどちらの方法が向いているのか、そして具体的にどのようなスキンケア方法になるのかをじっくり解説していきますので、是非最後までお読みになって最強の肌を手にしてくださいね。
守りのスキンケア

ここから守りのスキンケアについて解説していきます。スキンケアは基本的に日中と寝ている間に外部から肌に付着した汚れを洗顔等で取り除いて、化粧水などで保湿と、クリームや乳液などで蓋をするという手順になりますが、予め外部からの刺激を内側に入れないことで肌トラブルを未然に防ぐことができます。更にスキンケアをきちんと行うことでより健やかな肌にすることができますので、以下の方法をできる限り取り入れていくことをおすすめします。
紫外線から肌を守る
肌の老化現象のトップ3としてシワ・シミ・たるみがあります。まずはこれらを悪化させないようにするための対策が必要になります。肌トラブルのほとんどは紫外線によるものになりますが、家の中にいたとしても要注意。カーテンを通しても中に入ることだってありますし、蛍光灯やブルーライトでさえ紫外線の一種になります。特に紫外線が気になる季節になればより一層紫外線対策が必要になります。今、しわやシミやたるみが気になる方は、まずはこれ以上増やさない工夫をすると良いでしょう。
ターンオーバーを正常に保つ
30代になるとホルモンバランスが一気に乱れやすくなります。そうすると、しわやシミだけでなく大人ニキビも発生しやすくなります。環境や季節の変化、日々のストレス等でバランスが崩れてしまうので、都度都度の対策が必要になります。このような時に効果的なのは、ピーリングです。ピーリングとは肌表面に付いている毛穴汚れや角質を取り除くことができるので、肌のターンオーバーの正常化を図ることができます。「最近化粧水の入りが悪いな」、「肌のごわつきが気になるな」とお考えの方は一度使用することをおすすめします。しかし、刺激が強いものにはなりますので使いすぎには注意です。
美白ケアをする
30代になると肌はくすみやすく、しわが濃くなりやすい時期になりますので特に美白ケアを心掛けると良いでしょう。最近肌表面に現れたシミに関してはエグラ酸やアルブチンが適しています。実際に肌表面にあるシミの他にも表面に出てきていない予備軍のシミもあります。それらを今後出現させないためにも普段からの美白ケアが肝になります。
ニキビ跡や色素沈着から肌を守る
ニキビ跡や色素沈着に最適な成分としてビタミンC誘導体があります。これにはニキビに効果があるだけでなく毛穴の開きを引き締める効果もあります。肌トラブルが起きやすい方や毛穴汚れが気になる方には特におすすめです。
シミを出さない
シミに効果的な成分としてトラネキサム酸というものがあります。コスメ選びの際は成分表等で確認すると良いでしょう。シミの中でも肝斑は一気に出てきて治りにくいという厄介者になります。既にあるシミに関してはリノール酸が効果的です。リノール酸は黒くなったシミを改善する効果があるのでピーリングと併用することをおすすめします。
目元や口元をケアする
年齢を重ねるとともに表面に現れやすいパーツとして目元と口元があげられます。二つの箇所は肌がとても薄いという特徴があります。スキンケアの際には目元・口元専用のクリームを塗ることをおすすめします。ほうれい線や目元のしわが気になり始めたら同時に二十顎という顔全体のたるみに注意が必要になります。その際にはリンパマッサージをしたり、顔のツボを刺激したりしてたるみの改善に努めることをおすすめします。
攻めのスキンケア

続いて攻めのスキンケアについて解説していきます。ここでは肌に直接アプローチをかけていくことでより健やかな肌を実現させる方法について順番にあげていきます。攻めのスキンケアは守りのスキンケアと違って、既に肌トラブルを抱えてしまっている方にも向いている方法になります。今一度ご自身の肌状態と向き合いながら読み進めてみると良いでしょう。
とにかく保湿をする
様々な肌トラブルに一番効果的なのは保湿ケアです。その際のクリームの使い方にもコツがあるのでそれを日頃から意識すると良いでしょう。年齢を重ねれば重ねるほどバリア機能が低下していくので、栄養価の高いクリームや保湿力の高いクリームを用いると良いでしょう。昼用のクリームと夜用のクリームが分かれている製品が中にはありますが、それぞれに含まれている成分も違うのできちんと区別すると良いでしょう。
美白ケアをする
30代からは特に肌がくすみやすく、シミが濃くなりやすいので美白ケアを徹底すると良いでしょう。肌表面に現れたばっかりのしわやシミにはエグラ酸やアルブチンといった星雲が含まれている製品がおすすめです。しわやシミの予備軍はスキンケア次第で予防することができますので、このことを意識しながら普段からのスキンケアに取り掛かると良いでしょう。
20代は「守り」30代は「攻め」のスキンケア

これまで攻めのスキンケアと守りのスキンケアの方法に関して解説していきましたが、年齢によってスキンケアの方法は変えた方がより効果的に健やかな肌へとアプローチすることができます。ズバリ、若いうちは守りのスキンケアを、30代からの肌へは攻めのスキンケアがおすすめです。ただ、若いうちからしっかりスキンケアをすることで年齢を重ねてもそこまでシミやシワに悩むことは少なくなるので早めの対策を、30代の方はいち早く攻めのスキンケアを徹底することでより長く健やかな肌を実現させることができるので、以下のスキンケアのコツをものにしてみるといいでしょう。
若いうちは保湿と紫外線対策の徹底を
どんな人にも老化は訪れます。そのため、若いうちから肌に十分な保湿と紫外線対策の徹底をすることをおすすめします。10代や20代は肌表面にしわやシミがなく、肌のキメが整っていますが、この若々しい肌をいつまでも失わないように維持と防御に重きを置くと良いでしょう。
30代からはスキンケアのテーマを変える
メイクでもそうあるように、若いころにやっていたスキンケアをいつまでも続けるというわけには行きません。肌の状態は年齢によって変化していくので、それに合わせたスキンケアに変えていくことが必要になります。30代からはどちらかといえば攻めのスキンケアを意識すると良いでしょう。既にあるしわやシミを改善させること。それから失ってしまった肌のキメやツヤを取り戻すためのスキンケアを行っていくことが大切になります。失ってしまった若々しい肌を取り戻すためにも積極的に攻めのスキンケアを取り入れると良いでしょう。
肌状態に合わせたスキンケアを活用

肌は人それぞれによって大きく変わっていくものになります。だからこそご自身の肌と向き合ってみてそれに合うスキンケアを実践することが、誰もがうらやむ綺麗な肌を手にするカギとなります。この記事で解説してきた攻めのスキンケアと守りのスキンケアをいち早く日常的に実践してみて、最強の肌を手にしてください。