肌をいい状態に保ちたいのであれば、やはり食生活と日々の美肌習慣がとても大切です。
では、どのような食生活や美肌習慣がいいのでしょうか。
- 肌荒れを招く可能性がある食生活
- 肌荒れを防ぐ食事と栄養素
- 野菜ジュースは効果があるのか
- 心がけたい美肌習慣
この記事では上記のようなことをメインに紹介したいと思います。今の生活を見直し、いい状態を作れるヒントとなれば幸いです。
肌荒れを招く可能性のある食生活

季節ごとに様々なことが原因で肌トラブルを招くことが多いと思います。またそれだけでなく、ストレスなども肌荒れにつながるものではないでしょうか。
では、肌荒れはどのようにすると避けることができるのか。
まずは肌荒れを招く可能性のある食生活から見ていきたいと思います。
- 食べすぎ
- バランスの悪い食事
- 水分不足
それぞれ、詳しく解説していきます。
食べすぎ
ついやってしまうのが食べすぎ。
「ちょっと小腹がすいたな」と思ったらお菓子を食べたり、他にもストレスで食べ過ぎてしまったりすることもあるかもしれません。
しかし、それが肌の状態を悪くする原因となっている可能性が高いです。
食べすぎると胃腸に負荷がかかってしまい、それによって肌の色合いや血色にも影響が出ることもしばしば。食べすぎはやはり、肌荒れの原因の1つとなってしまうかと思われます。
バランスの悪い食事
朝は時間がないから適当に何かをつまみ、昼ご飯は売店のお総菜パン。夜はコンビニ弁当など、気付けば非常にバランスの悪い食事になっていないでしょうか。
この状態を続ければあっという間に肌の状態は荒れてしまいます。
仮に自炊をしていても炭水化物が多いメニューになりがちで、またタンパク質が足りなくなるなど、健康にいいと思っている自炊でも問題になる可能性があるのです。
この状態を続ければ、肌荒れの大きな原因となるのではないでしょうか。
水分不足
外出時に飲み物を持って出かけているでしょうか。
体の中の水分は血管やリンパ管を通して酸素や栄養素を運び、老廃物の回収もしてくれます。
しかし、必要な水分がなければ体内の循環が悪くなり、肌の細胞が生まれ変わる仕組みである「ターンオーバー」が乱れる原因となるのです。
肌荒れを防ぐ食事と栄養素

肌荒れが起こる原因を見てきましたが、ここでは肌荒れを防ぐ食事と栄養素についてみていきたいと思います。
どのようなものを摂るといいのか、少しの意識でかなり習慣も変わってくるのではないでしょうか。
- おすすめの栄養素
- おすすめの食べ物
- おすすめの飲み物
それぞれご紹介していきますね。
おすすめの栄養素
ビタミンB2 | ビタミンB2は皮膚の健康を保ち、肌のうまれ変わる仕組みである「ターンオーバー」の手助けをしてくれる栄養素です。 |
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ビタミンB6 | ビタミンB6は、皮脂の状態をコントロールし、皮膚炎の予防をしてくれます。 |
ビタミンC | ビタミンCは肌の潤いになるコラーゲンを作るのに必要不可欠なものです。 |
カリウム | カリウムは、細胞のうまれ変わりを助け、皮膚を新たに作り直す栄養素となります。 |
カルシウム | カルシウムは肌の生うれ変わりの周期を保ち、キメの整いや肌の透明感を作るのに欠かせないものです。 |
おすすめの食べ物
ビタミンB2 | うなぎ、レバー、青魚、アーモンド、納豆、卵など |
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ビタミンB6 | 豚肉、うなぎ、のり、豆類など |
ビタミンC | パプリカ、ブロッコリー、キャベツ、キウイフルーツ、イチゴ、ネーブルなど |
カリウム | アボカド、イモ類(里芋、サツマイモ、ジャガイモなど)、アーモンド、落花生、ほうれん草、小松菜など |
カルシウム | 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、納豆、小松菜など |
おすすめの飲み物
緑茶 | 緑茶にはカテキン、ポリフェノールの一種が含まれています。抗酸化作用があり、しみ、しわ、たるみを防ぐのに効果的です。 |
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トマトジュース | 抗酸化作用のあるリコピンが含まれています。エイジングケアや美肌作りにおすすめの飲み物です。 |
豆乳 | 豆乳には大豆イソフラボンが含まれており、ホルモンバランスの調整をしたり美肌つくりにもおすすめの飲み物です。 |
白湯 | 白湯は胃腸の調子を整え、体を温めることで新陳代謝を良くする働きがある飲み物です。 |
美容に効果のある飲み物を飲むときに気を付けたいポイント

美容効果のある飲み物を飲むときに気を付けたいポイントを紹介します。
ポイントは4つありますので、ぜひ気をつけてみてくださいね。
1:ホットまたは常温で飲むこと
飲み物はできるだけホットか常温で飲むことをおすすめします。
それは、体が冷えてしまうと血流が悪くなることにより、栄養が肌に行き渡らなくなってしまうからです。基本的に飲み物は、血流がよくなるホットまたは常温で飲んだほうがいいでしょう。
2:飲み物はこまめに飲む
飲み物は一気に飲むとあまり効果がないかとされています。
体に溶け込みにくいビタミンCは特に注意が必要です。もしビタミンCを摂りすぎてしまうと、吸収されずにそのまま体内から出ていってしまうのです。
できるだけ飲み物は少しずつ、1日に数回飲むことを意識してみてはいかがでしょうか。
3:飲む量は適度にする
いい飲み物であっても、やはり飲みすぎは避けたほうがいいでしょう。
一気に飲むことはかえって健康状態を悪くしてしまうこともあるのです。
適量に飲むのがいいかと思われます。
4:アルコールやカフェインは控える
アルコールやカフェインを控えた方がいい理由は、いくつかあります。美容においては、どちらもあまり良い効果を与えてくれません。
アルコールは肌を乾燥させることや炎症を招くことがあります。カフェインは、肌に刺激を与えてしまうことや睡眠妨害となってしまうため、避けた方が良いでしょう。
【注意点あり】サプリメントの活用もおすすめ

日々摂取したほうがいい栄養素は決まっていますが、その栄養素を毎日摂るのはとても大変なことだと思います。
そこでおすすめなのが、「サプリメント」を活用することです。サプリメントは種類により入っている栄養素が違います。
そのため、どの栄養素を飲みたいかで必要な栄養素が入っているサプリメントを摂取するといいのではないでしょうか。
しかし注意点があり、欲しい栄養素のサプリメントは飲みすぎることなく、必ず決められた量を飲むようにすることが大切です。サプリメントは、食事で摂取しにくいものを補うという意識で、食事の補助として取り入れてみましょう。
野菜ジュースは肌にいい?

「野菜ジュースは野菜と違って飲んでも意味がない」。
このようなことを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
確かに、野菜ジュースでは生野菜のような栄養素は少なくなりますが、野菜の栄養素は含まれています。
そのため、あまり食生活に野菜が足りていない人や野菜嫌いだけれどもジュースなら取れるという人は、積極的に野菜ジュースを飲むのもいいのではないでしょうか。
この時、どのような野菜ジュースを選ぶかがポイントです。なるべく濃縮還元されていない、ストレートライプの野菜ジュースをおすすめします。
「肌にいい野菜」意識して摂ろう
肌はちょっとしたことですぐに影響を受け、肌トラブルを招きます。それを避けつつケアをしていくのはとても重要な事でしょう。
自分の肌質を理解し、いいと思ったものは試してみるのもいいのではないかと思われます。
この記事で今の生活を見直し、いい状態を作れるヒントとなれば幸いです。