ここ数年、「肌のシワやたるみが気になる」「なんだか年取っちゃったな」と思っている方もいるのではないでしょうか。

実際、その悩みでどうしたらいいかさまざまな事を試している方が多いかと思われます。

そこで、この記事では以下の内容をみていきましょう。

  • 知っておきたい老化の原因4つ
  • 肌の再生のために取り入れたい食習慣とは
  • 肌の再生に効果的な食べ物6つ
  • 肌の再生に効果的な飲み物3つ

現在肌の悩みを抱えている人だけでなく、肌について知りたい人におすすめの内容となっています。

ぜひ、この記事を参考に肌の悩みを解決してみてはいかがでしょうか。

知っておきたい老化の原因4つ

知っておきたい老化の原因

老化の原因は大きく分けて4つの原因があります。

  • 活性酸素による老化
  • 糖化による老化
  • 遺伝子による老化
  • 甘味料の過剰摂取による老化

では、上記4つを1つずつ紹介します。

1.活性酸素による老化

活性化酸素は老化の一つの原因です。

というのも、活性化酸素は普段であれば体内に入る病原菌やウイルスから体を守ろうとしてくれているのですが、発生しすぎてしまうと細胞を傷つけてしまうと思われます。

また、活性化酸素は普段呼吸をすることで体に入ってくるでしょう。酸素、紫外線、喫煙、ストレスなどからも発生するかと思われます。

このように活性化酸素を過剰にとってしまうことで老化が進んでしまうのでしょう。

2.糖化による老化

次に糖化ですが、先ほどの活性化酸素と同じように老化を早める原因の一つです。

糖化は糖分を摂取した際に体内で起こります。普段はエネルギーとなるものですが、エネルギーとならなかった糖質が細胞を劣化させる反応を示すでしょう。

例えば、糖分を過剰摂取すると血糖値が急激に上がってしまい糖化を起こしてしまうのです。糖化してしまうと老化を早めるので過剰摂取をしないようにする必要があるのではないでしょうか。

3.遺伝子による老化

遺伝子によって老化を早めることもあります。

実は遺伝子には「長寿遺伝子」というものがあり、この長寿遺伝子の動きがにぶくなることで老化を早めるでしょう。

動きが鈍ると、傷ついている細胞を修復できなくなってしまうのです。これは個人差があるのですが老化のペースを落とすにはやはり長寿遺伝子を活性化させる必要があるでしょう。

4.甘味料の過剰摂取による老化

甘味料、また糖分を過剰摂取することもやはり老化の原因となります。先ほどの「糖化」と同じことになるでしょう。

また清涼飲料水の人工甘味料やスナック菓子など、どれも糖の過剰摂取となり老化を早めてしまうかと思われます。

できるだけ避ける必要があるのではないでしょうか。

肌の再生のために取り入れたい食習慣とは

肌の再生のために取り入れたい食習慣

次に肌の再生のために取り入れたい食習慣をみていきましょう。食習慣を変えるだけでかなり変化があると思われます。

  • お菓子やジュースを避ける
  • 食べる順番に気を付ける
  • 食事は腹八分目で摂取カロリーを抑える
  • 一日の推定エネルギーを必要量から25%減らしたカロリーを摂取する

上記4つについて、詳しく解説していきます。

お菓子やジュースを避ける

今の食生活に「お菓子」や「ジュース」は入っていますか?

入っているとすると、肌の老化を早めてしまうでしょう。そのため、まずはお菓子やジュースを減らす必要があるかと思われます。

というのも、清涼飲料水に入っている人工甘味料は、通常の糖に比べて10倍の速さで悪玉物資である「AGE(終末糖化産物)」が作られてしまうからです。

そのため、ジュースの代わりに緑茶や抹茶ドリンクにするだけで違いが出てきますので試してみてもいいかと思われます。

緑茶や抹茶ドリンクは老化を防ぐだけでなく、免疫力を上げることにもつながるでしょう。

食べる順番に気を付ける

実は、食べる順番に気を付けることもとても大切です。

では、どのような順番で食べるのがいいのでしょうか。

まず食物繊維が多い野菜を食べ、次にタンパク質が多い肉や魚を食べます。最後に炭水化物でご飯などを食べるといいでしょう。

この順番を守ることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。

血糖値が急上昇すると、余分である糖まで脂肪として蓄えてしまうため体脂肪が増加してしまうのです。またその状態が続けば、糖尿病になってしまうこともあるため避けたいのではないでしょうか。

このように食事の順番を守ることは、とてもたいじなことです。

順番を守り、ゆっくり嚙んで食べるといいでしょう。

食事は腹八分目で摂取カロリーを抑える

少し前に紹介した「長寿遺伝子」ですが、長寿遺伝子が動くには空腹になる必要があるのです。

空腹状態を察知したことで長寿遺伝子は動きだします。

満腹まで食べず、摂取カロリーも抑えることで長寿遺伝子は活発に動きだすでしょう。そのため、食事は「腹八分目」で抑える必要があるかと思われます。

一日の推定エネルギーを必要量から25%減らしたカロリーを摂取する

最後に、一日の推定エネルギーを必須量から25%減らしたカロリー摂取をするといいかと思われます。

そうすることで、長寿遺伝子はさらに活発化するでしょう。

推定エネルギーは人により、また性別や年齢によっても違いがあります。

細胞を再生するには長寿遺伝子が動くことが必要であり、それにより活性酸素を取り除いたり体内の老廃物を出し最終的に肌を再生できるようになるでしょう。

食事と肌の再生は切っても切り離せない問題です。

それだけ食事は大切だということではないでしょうか。

肌の再生に効果的な食べ物6つ

肌の再生に効果的な食べ物

食生活は肌の再生に大きく関わっていることを紹介しました。

次に、どのような食べ物を取ればいいのかを見ていきましょう。次の6つの食べ物がおすすめです。

  1. 動物性たんぱく質
  2. 野菜・きのこ・海藻類
  3. 大豆・大豆食品
  4. ナッツ
  5. プロポリス
  6. 発酵食品

では、それぞれ順番にご紹介していきます。

1.動物性たんぱく質

肌のハリをつくるコラーゲンのもととなるのがアミノ酸ですが、動物性のたんぱく質にはこのアミノ酸が含まれています。

肉、魚、卵が動物性たんぱく質です。

さらに油を使わない「ゆでる」「蒸す」の調理方法にすることで、素材の栄養素を引き出すことができるでしょう。

2.野菜・きのこ・海藻類

野菜やきのこ、海藻類は体に良いと言われていますが、ビタミンやミネラルを多く含んでいるものが多いです。

抗酸化作用を持つビタミンやミネラルが含まれているため、体の中から健康にするために必須な食材です。

野菜の中でも抗酸化力が強い食材は、にんじん(βカロテン)やトマト(リコピン)を意識して食べるといいでしょう。海藻やきのこは多くの食物繊維が入っているため、糖化の予防にぴったりです。

3.大豆・大豆食品

ビタミンEは血行を促進し新陳代謝を活性化する作用があり、大豆に多く含まれています。

このビタミンEは肌細胞の入れ替えである「ターンオーバー」を正常に近づけるという役割もあります。

大豆食品から「大豆イソフラボン」を摂取してエストロゲンを補うことが、アンチエイジングにつながるとされています。

4.ナッツ

ミネラル、食物性たんぱく質、ビタミンEを多く含むのがナッツです。

ミネラルは肌だけでなく髪にも栄養を与え、美肌や発毛に効果があると言われています。ただ、ナッツは脂質も多いことから食べすぎには注意する必要があるでしょう。

5.プロポリス

抗酸化作用は、体の酸化を予防し軽減する効果があると言われています。

プロポリスは蜜蜂の樹木から集めた樹液と蜜蜂の分泌物を合わせたものです。このプロポリスを摂取することで抗酸化作用があり、肌の老化予防に効果があるでしょう。

食事に取り入れると良いでしょう。

6.発酵食品

肌の再生、免疫力を高めるのが発酵食品です。

抗酸化物質のカロテン、ポリフェノール、フラボノイドなどは発酵させると体内に取り込みやすくなります。腸内環境も改善し、免疫力のアップ、抗酸化作用もあるでしょう。

納豆やみそ、つけものやヨーグルトを積極的に摂るといいかと思います。

例えば、朝にヨーグルト。夜にはお味噌汁という感じで取り入れやすいのではないでしょうか。

肌の再生に効果的な飲み物3つ

肌の再生に効果的な飲み物

肌の再生に効果があるのは何も食べ物だけではありません。

もちろん、飲み物にもあります。

  • 硬水ミネラルウォーター
  • 緑茶
  • 赤ワイン

では、上記3つについて具体的にご紹介していきます。

1.硬水ミネラルウォーター

健康な人とそうでない人の体液には違いがあるでしょう。

健康的な人の体液は「アルカリ性」なのですが、活性酸素などがでてきてしまうことで体内が酸化していき疲れたりだるくなったりするかと思われます。

そのため、アルカリ性の状態に戻るためアルカリ性の水、特に硬水ミネラルウォーターにはマグネシウムやカルシウムが入っているので硬水ミネラルウォーターを飲むのがいいでしょう。

カルシウムが入っているため骨や歯にもいい影響があるかと思われます。ただ、飲みにくいと感じる方は少しずつ飲んでいくといいでしょう。

2.緑茶

緑茶には抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれています。カテキンも同じくポリフェノールの一種であり、抗酸化作用は生活習慣病のリスクも低下させてくれるでしょう。

こちらも飲みにくい方は少しずつ飲んでいくといいかと思われます。

3.赤ワイン

最後に、赤ワインです。驚いた方もいるのではないでしょうか。

赤ワインには長寿遺伝子を動かす「レスベルラトロール」が含まれています。

それだけでなくポリフェノールも入っているため抗酸化作用もあり、血液をさらさらにすることや動脈硬化を予防することもできるでしょう。

もちろん飲みすぎはよくありませんので、1〜2杯までと考えるといいかもしれません。

まとめ

ここまで、肌の再生には食事を意識してとることに関して紹介しましたがいかがでしたか。

食べ物を変えるだけで人の肌には大きな影響を与えるかと思われます。そのため、スキンケアだけを頑張るのではなく食べ物から変えていく必要があるのではないでしょうか。

現在肌の悩みを抱えている人だけでなく、肌について知りたい人などこの記事が何か参考になれれば幸いです。