いま使っているスキンケア商品は肌に合っているでしょうか。
今までは問題なかったスキンケア商品でも、突然肌に合わなくなることがあります。肌に合わない商品を使っているとトラブルになり、ニキビもできてしまう可能性もあるでしょう。
このように肌トラブルが起こってしまうと、治すのも大変ではないでしょうか。
この記事では、次のようなことを紹介していきます。
- 化粧品が合わない時の症状と原因
- 合わない化粧品の見分け方と対処法
- 肌荒れに効果が期待できること
こちらをメインとして紹介していきますので、今肌荒れやニキビなどで悩んでいる方の1つの手助けになれれば幸いです。
化粧品が合わない時の症状3選

化粧品が合わないと様々な肌トラブルに悩まされるのではないでしょうか。
身体の中で顔の皮膚は薄いこともあり、肌に合わないとすぐに反応が出るかと思われます。
では、どのような症状がでるのかを見てみましょう。
- 吹き出物のニキビ
- 赤みやかゆみの症状
- ひりひりした痛み
上記の症状について、それぞれ詳しくご紹介していきます。
吹き出物のニキビ
よく起きる吹き出物のニキビ。厄介ですよね。
気が付いたら、ぶつぶつしたニキビがあるかもしれません。
吹き出物は菌が繁殖することでも炎症として出てしまうことがあります。吹き出物、ニキビができてなかなか治らない時にはやはり化粧品を見直す必要があると言えるでしょう。
赤みやかゆみの症状
肌に合わない時にもっとも出ると言われる症状が「赤み」や「かゆみ」の症状です。
ちょっとした反応でも赤くなると思われますが、それよりも重い症状となるとかゆみも伴うでしょう。
小鼻や頬などにもよくみられます。
これは紫外線や花粉など、外部からの刺激に対して肌を守ろうとする機能が下がってしまい、肌が悲鳴を上げたときに起こるとも言えます。
ひりひりした痛み
ひりひりした痛みとは、炎症が起こっている状態と思われます。
そのままで治ることもありますが、痛みが持続しているのであれば患部を洗うと少し効果があるかもしれません。
肌はとても敏感です。ちょっとしたことが原因となり、様々な症状を出すことがあります。
環境やストレスもその一つでしょう。
このように肌が弱くなっていると、今まで平気だったものも炎症を起こしてしまうことがあります。もしもそれが長引くのであれば、少し肌タイプが変わったと考えてもいいかもしれません。
その場合は、また新たに肌に合うものを探すことをおすすめします。
化粧品が合わない時の原因とは

化粧品が合わないのはどのような原因があるのでしょう。
- 一時刺激性接触皮膚炎や肌の状態・体調のみだれ
- アレルギー性接触皮膚炎
- ターンオーバーの乱れ
ここでは、上記3つに絞ってそれぞれ解説します。
一時刺激性接触皮膚炎や肌の状態・体調のみだれ
肌は、様々な刺激を受けています。例えば乾燥に紫外線、花粉などです。
このような外部刺激から守るためにあるのが肌の一番外側にあるのが角層になります。角層には肌のバリア機能があるのです。
しかしバリア機能としてある角層が薄くなるなど、肌がどんどん外部刺激を受けてしまうかもしれません。それにより、化粧品をつけた時にかゆみや痛み、肌のツッパリなどを感じるのではないでしょうか。
一時刺激性接触皮膚炎とは、季節の変わり目、体調不良で起こることが多いです。
例えば花粉の多い時期だけかかる方もいるかと思われます。
そのため、肌トラブルが起きそうなときは何か対応策があるといいかもしれません。
アレルギー性接触皮膚炎
アレルギー性接触皮膚炎は、化粧品の中にある成分に反応してしまい肌荒れを起こすことを言います。化粧品を異物だと思ってしまうのです。
もしも異物だと感じ取った場合は体の免疫が反応を起こすこともあるかと思われます。かゆみだったり、乾燥で肌がかさかさになったり、ひりひりすることもあるでしょう。
アレルギー性接触皮膚炎には、このように一度異物と思ったものはずっとアレルギーと判断し炎症を起こすと思われます。そのため、もし使っている化粧品に反応をしてしまうとその化粧品は使えないと思ったほうがいいかもしれません。
新たに肌に合う化粧品を探す必要があるのではないでしょうか。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは、角層まで到達した細胞が、およそ4週間周期で垢となって剥がれ落ちるサイクルのことです。
つまり、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと肌もうまく反応してくれないことがあるでしょう。
古い角質が残ってしまう事や角質層の細胞間を埋めている細胞間脂質などが問題となり、保湿成分が作られなくなってしまうかもしれないのです。
このようにターンオーバーが乱れることでバリア機能が下がってしまい、外部刺激を受けやすくなってしまうのでしょう。そのため、化粧品に反応してしまうことがあるのです。
以上のような原因があり化粧品が合わなくなってしまうのです。
合わない化粧品の見分け方

では、どのようにしたら肌に合わない化粧品を避けることができるのでしょうか。
買ってしまって失敗したこともあるかもしれません。できるなら購入前にわかるといいですよね。
- パッチテストを購入前に行う
- 肌の調子の良い時に使う
- 成分を事前にチェックする
上記3つを行うことで、化粧品を購入する前に少し対策が立てられるのではないでしょうか。
それぞれご紹介していきます。
購入前にパッチテストを行う
よく市販で売られている化粧品はテスターが使えるようになっていますがご存じでしょうか。ぜひ、このテスターを利用してみましょう。肌の敏感な所である二の腕につけてみることでわかることもあります。
しかし、もっと確実にするにはパッチテストを行えると安心して購入できるのではないでしょうか。
パッチテストとは、自分の肌に合うかどうかを確認するために使う方法です。
まず、二の腕の内側や背中などの炎症など起きていない所にテストしたい物を何かに付着させ、絆創膏などで止めます。この状態で1日、2日とつけてみて炎症が起きなければその商品は問題なく使えると考えていいでしょう。
気になる方はやはり購入前にこのようなパッチテストを行うことで、安心して化粧品の購入ができますね。
肌の調子の良い時に使う
肌の調子もとても関係してきます。少し肌の抵抗が弱っていると、もともとは大丈夫でも何か炎症反応が出てしまうこともあります。
そのようなことがないよう、肌の調子の良い時に試してみるといいかと思われます。
成分を事前にチェックする
化粧品は、医薬品医療機器法によって成分表示が義務付けられています。
この成分をしっかり見るのも一つの方法でしょう。
例えば自分がアレルギーを持っていれば、その成分が入っていないものを確認して購入する必要があります。すでにわかっているアレルギー成分は避けるようにしましょう。
化粧品による肌荒れへの対処法とは

化粧品によって肌荒れが起こってしまったのであれば、出来るだけ早くに対処する必要があるのではないかと思われます。
もし放っておくことでニキビや何か跡が残ってしまうことがあるのです。それをさけるためにも対処をしたほうがいいでしょう。
化粧品を使ってから何か炎症が起こるまでの時間が、肌荒れの原因を知る一つ重要なポイントとなります。
- 使ってすぐなど短期間の場合
- 使用10日前後の長期使用の場合
上記2つのパターンに分けて、それぞれ解説してきます。
CASE1:使ってすぐの短期間
化粧品を使って、ほどなくして何か赤みやかゆみ、発疹や被れといった何かしらの症状が起こってしまった場合は、化粧品の成分に反応したことが考えられます。
まずは使った化粧品を洗い流しましょう。
使ってすぐであれば、それなりに洗い流すことができるかと思われます。それでも症状が治らない、また炎症が出てきてしまったら病院に行くことをおすすめします。
もう一点、化粧品を使い続けて何日かして肌荒れが起こった時は化粧品の使い方に問題がある場合もあります。
もう一度パッケージを見ることや何かインターネットなどで調べて間違った使い方をしていないかを確認してみるのもいいのではないでしょうか。
それでも治らなければやはり肌に合わない、ということだと考えられます。
CASE2:使用10日前後の長期使用
次に、使用して10日ほどたってから肌荒れが起こった時について。この場合は肌のバリア機能が低下していることが原因だと考えられます。
肌のバリア機能は簡単に低下します。
例えば季節の変わり目や環境の変化、体調にもよるでしょう。
このような時に外部刺激がきてしまうと肌は敏感に反応してしまうのです。
その場合は一度化粧品を使うのを止めたほうが良いかと思われます。また、敏感肌に対応している化粧品を探すのもいい方法ではないでしょうか。
それでも肌の調子が良くならなければ、やはり病院に行ってみてもらうのが良いかと思われます。
肌荒れに効果が期待できる事とは

肌荒れはよく起きる事ではあります。そのため、1つ塗り薬などがあってもいいかもしれません。
また、体の中が原因となって肌荒れを起こすこともあります。
例えば栄養不足やストレスなどもその一つです。
そのために、栄養をしっかり取った食事、ビタミンも大事かと思われます。他には運動をすることもまた対策の1つになるのではないでしょうか。
体のことを考えていいことをするのが、1つの肌荒れ解消方法になるかもしれません。
まとめ
ここまで肌に合わないスキンケアトラブルや対策に関して紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
肌は敏感であり、だからこそ守ってあげる必要があります。今まで使っていた化粧品でも体が不調であれば肌荒れを起こすことも考えられるのです。
そのため、しっかりと体調を整え、もし肌荒れが起こった時にはすぐに洗い流すことや病院に行く必要もあるかと思われます。
いま化粧品を使っていて肌荒れやニキビなどの吹き出物で悩んでいる方に、この記事が1つのヒントとなれば幸いです。