「セラムって最近よく聞くな」
このように思っている方もいるのではないでしょうか。
しかしセラムがどのようなものなのか、いまいちわからない方もいるかと思います。
そこでこの記事では次のことを解説します。
- セラムとは
- セラムを使うタイミング
- セラムの正しい使い方
- セラムを使う時の注意点
- セラムの種類4つ
セラムを知らない方も、知っているけどいまいちまだわからない方にもおすすめの内容となっています。
この記事を読み、少しでもセラムに関しての理解が深まれば幸いです。
セラムとは

セラムは本来「血清」という意味の医学用語になります。
セラムはスキンケア用品の1つです。
その中でもセラムは美容液の一つだと言えるでしょう。
スキンケアアイテムとして美容液や乳液を使うのが基本だと思われます。
ここにセラムを加えることで、肌の悩みに特化して集中的にスキンケアができるでしょう。
セラムの役割
化粧水、乳液、そしてクリームは多くの人が使っているスキンケアアイテムですね。
しかしそれでは満足できない場合にプラスして使うのがセラムです。
そのため、セラムはスペシャルケアと呼ばれているのでしょう。
ではセラムがなぜ高いのか、高いのになぜ使うのかがわからない方もいると思います。
なぜなら、今必要性を感じていないからかもしれません。
しかし、20代後半くらいになると肌の乾燥を感じてくるでしょう。
それは20代後半から水分量が減り、乾燥が進んでいくからだと思われます。
このように乾燥を感じたときに一度セラムを試してみてはいかがでしょうか。
ただ、セラムは効果がかなり個人差のあるスキンケアアイテムです。
セラムを使ってすぐ効果を感じる人から長年続けていくことで実感する人もいます。
そのため、利用するかどうかをよく検討するといいのではないでしょうか。
セラムとエッセンスの違い
セラム、エッセンスはどちらも美容液になります。この二つの違いは種類の違いです。
セラムは成分濃度が濃いこともあり、エッセンスよりもトロっとした感じがするかと思われます。
セラムは他のスキンケアアイテムの働きを高めるための効果がある美容液といえるでしょう。
たとえば化粧水で保湿した肌にセラムを塗ると効果が高まると思われます。
顔の気になる所に利用する、もしくは顔全体に使うこともできるでしょう。
一方エッセンスは化粧水でたりなかった分を使うというスキンケアアイテムです。
美容成分が多いエッセンスはサラっとしたテクスチャーになるため化粧水のように使うことが可能だと思われます。
特に化粧水の後につけることで化粧水を補うという役割があるでしょう。
このように保湿のためにも使えるのです。
セラムを使うタイミング

セラムは化粧水や乳液といったスキンケア商品と合わせて使うため、どのタイミングでセラムを使うか悩む方もいるかと思われます。
- 基本は化粧水の後
- 化粧水の前につけることもある
それぞれ解説します。
基本は化粧水の後
スキンケアアイテムはいろいろありますよね。
- 化粧水
- 乳液
- セラム
- クリーム
これだけあると、何から使っていいかわからなくなりませんか?
特に、セラムを使うタイミングがわかりにくいと思います。
基本的にセラムは化粧水の後で使うのがいいでしょう。
もしわからない時は水分の多いものから油分の多いものへ、このような順番を覚えておくといいかもしれません。
化粧水の後と、忘れないようにするといいかと思われます。
化粧水の前につけることも
しかし例外があります。それは、化粧水の前につけることがあるということです。
さらに詳しく言いますと、セラムには種類があります。
- ブースタータイプのセラムは化粧水の前
- クリーム状のセラムは乳液後
このように分かれているため、もしもクリーム状のものを利用するのであれば化粧水の後になるという点を覚えた方がいいかと思われます。
セラムの正しい使い方3ステップ

ここからはセラムの正しい使い方を3ステップでお伝えします。
- 手のひらで温める
- ハンドプレスしながら顔に塗る
- 気になる場所は重ね塗りをする
ではそれぞれ解説します。
1.手のひらで温める
セラムをより肌になじませるために、まずセラムを両手に取り温めるといいでしょう。およそ5秒程度で十分です。
ちなみに他のスキンケアアイテムである化粧水や乳液も同じように温めることで肌になじみやすなるでしょう。
そのため、一度温めてから塗るという習慣をつけるといいかもしれません。
しっかり手のひらであたため、肌になじませてはいかがでしょうか。
2.ハンドプレスしながら顔に塗る
次はハンドプレスをしながら顔に塗ります。
よくやってしまう「手のひらですり込む」ことではないかと思われます。
手のひらですり込むと摩擦を与えてしまい、肌に負担をかけてしまうためハンドプレスが良いのではないでしょうか。
ハンドプレスとはコットンなどを使わずに手のひらと指で化粧水などを肌に与えることをいいます。
3.気になる場所は重ね塗りをする
まずは顔全体になじませ、その後気になるところは重ね塗りをするといいと思われます。
乾燥しやすい所である目元や口元などに塗るといいでしょう。
さらにエイジングケアや毛穴タイプなど部分的な場所に焦点を当てたセラムを使うのも、良いかと思われます。
セラムを使う時の注意点4選

セラムは使い方を間違ってしまうと肌荒れを起こしてしまう事もあります。
そのため、注意点もしっかりみていきましょう。
- 何種類も組み合わせない
- 適量使う
- セラムをつけた後は乳液で蓋をする
- 使用期限を厳守する
ではそれぞれ解説します。
1.何種類も組み合わせない
セラムにはいろいろな種類があります。
そのため、気になるところに合う場所に合うセラムを使いたくなるかもしれません。
しかし、それはやめておいた方がいいでしょう。
セラムを何種類か使ってしまうと肌トラブルを起こす可能性があるのです。
肌の事を考えて使うセラムで肌トラブルを起こしたくないですよね。
2.適量使う
セラムは値段が高いためどうしても少量だけを手に取って使う人がいると思われますが、それでは肌のお手入れが足りない状態になり、効果が発揮されない状態になってしまいます。
だからといって量を増やしても効果があがることはないでしょう。
毎日継続して適量使うのがやはりいいと思われます。
3.セラムをつけた後は乳液で蓋をする
セラムを使った後は乳液で蓋をするのがいいかと思われます。
もしもセラムを使って終わってしまうとせっかく塗ったセラムの美容成分が残ることなく、結果もあまり感じられないでしょう。
そのためまずはセラムを使用した後、乳液で蓋をするのを忘れないようにするといいと思われます。
しかしセラムがしっかり肌になじんだ後に乳液をつけた方がいいでしょう。
もしセラムの水分が残っている状態で乳液をつけるとセラムが乳液に混ざってしまうので、セラムが肌になじんだ後に乳液をつけるようにするといいかと思われます。
セラムを塗り、肌になじんだ後は乳液で蓋をすることを忘れないようにしたいですね。
4.使用期限は厳守する
セラムもやはり使用期限を守るようにしたほうがいいと思います。
セラムは開封すると酸化が進み、そのままにしておくと酸化によって十分に効果を引き出すことができなくなるでしょう。
開封してしまったものは開封1年以内を目安に使うといいかと思われます。
セラムの4つの種類

セラムにもいろいろな種類があります。
しかし、どのような違いがあるのかを知っているでしょうか。
ここから自分の肌にあったセラムをみていきたいと思います。
- 保湿タイプ
- 美白タイプ
- エイジングケアタイプ
- 毛穴ケアタイプ
ではそれぞれ解説します。
1.保湿タイプ
保湿タイプのセラムは乾燥肌の人におすすめです。
歳をとるとどうしても乾燥してきます。
セラミドという皮膚の角質層で水分を保っているものが減ってくるのです。
そのため、化粧水だけでは足りない分を補う保湿タイプがいいかと思われます。
2.美白タイプ
美白というと「肌を白くする」ようなイメージがあるかもしれませんが、そうではなく肌にできるシミやメラニンの生成を抑えるのに効果のあるタイプのセラム、それが美白タイプのセラムになります。
メラニンというものを抑えることでシミやそばかすをだいぶ防いでくれるタイプでしょう。
気になる方は一度試してみるのもいいかもしれません。
3.エイジングケアタイプ
どうしても年齢による加齢は避けられないものですよね。
ではその時、どのような対策を取るかで変わってくるかと思われます。
たとえばたるみやしわ、肌の弾力を保つ成分が減るでしょう。
また表情筋も衰えてしまうものです。
子供の頃に浴びた紫外線、それだけでなくストレスも原因の一つとなるでしょう。
このようにさまざまな原因があるものの、年齢のことも関わっていると感じた時はエイジングケア用のセラムを使うのもいいかと思われます。
4.毛穴ケアタイプ
毛穴が突然気になる事はないでしょうか?
毛穴が気になった時は、乾燥やハリがなくなってきていることで起こる現象だと思われます。
毛穴が気になってきたら毛穴用のセラムを使うのがいいのではないでしょうか。
毛穴用のセラムであれば肌を引き締めるような働きをしてくれるでしょう。
それだけでなくビタミンC誘導体、保湿力の高いヒアルロン酸も入ってくることによりさらに効果を実感するかもしれません。
気になった人は一度考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ

セラムはいくつか種類があり、肌に合ったセラムを使うのがいいでしょう。
また基本的には化粧水のあとに使うと効果が高まるかと思われます。
この記事ではセラムを使うタイミングから使い方など基本的なことを紹介してきました。
セラムを知った方、まだよく知らなかった方に何かセラムに関して知りたかったことが1つでも解決できれば幸いです。