「最近シミが増えたな」
「このシミ消したいな」
このように思っている男性も結構いるのではないでしょうか。
男性のシミは女性のシミよりも濃くなり、肌の奥に根深く存在することがわかっています。
そこでこの記事では以下の内容を見ていきましょう。
- シミはクリームで消せるのか
- シミの特徴
- シミができる原因・予防・対策
- シミ取り対策をするメリット
- シミ取り方法
- シミ予防に効果のあるクリームの使い方、選び方
- シミを消すためのQ&A
今シミがある人、シミ対策をしている人にもおすすめの内容となっています。
ぜひこの記事を参考にシミに関して疑問が1つでも解決することがあれば幸いです。
シミはクリームで消せるのか

結論から申し上げると、美肌クリームは「シミを濃くさせない」「シミを増やさない」ということは期待できるでしょう。
しかしクリームに入っている美白成分の「ビタミンC」はメラニン色素を薄くする作用があるかと思われるので、今あるシミにアプローチすることは可能かと思われます。
しかし美肌クリームを使って今あるシミを消すことは難しいと言えるでしょう。
男性のシミの特徴

男性のシミにはどのような特徴があるのでしょうか。
実は男性のシミは女性のシミの2倍近く色が濃く、目立つようです。
それだけでなくシミは肌の奥に根付いてしまい、内部で複雑に変形してしまうためスキンケアを行ってもシミをなくすのは難しいかと思われます。
そのため、さらに気を付ける必要があるのではないでしょうか。
できることなら今すぐにでも、スキンケアやシミ予防をするのがいいかと思われます。
シミができる原因3選

ではシミができてしまう原因をみていきたいと思います。
原因を知ることで対策を立てることもできるのではないでしょうか。
- 紫外線ケアが足りない
- 保湿ケアが足りない
- 肌に刺激を与えすぎ
では1から順に紹介します。
1.紫外線ケアが足りない
もっとも大きな原因として「紫外線ケア」をしていないということがあります。
女性は日焼け止めや化粧をすることで紫外線からのダメージを幾分かやわらげているのかもしれません。
しかし、男性にいたっては日焼け止めもしない方もいるのではないでしょうか。
生活をしていると、1日を通してさまざまな場所で紫外線の刺激を受けていると思います。
それにより肌は紫外線から守ろうと、皮膚の奥で黒いメラニンが自動的に作られてしまうのです。
内部で作られたメラニンはそのうち皮膚の表面に出てくることで、シミができるかと思われます。
今からでも新しいメラニンを作ることを止め、今あるシミを薄くできる可能性もあるので紫外線ケアをしてみてもいいかと思われます。
2.保湿ケアが足りない
保湿ケア不足でもシミの原因となります。
肌にはバリア機能があり、さまざまなものから肌を守ってくれる役割があるでしょう。
しかし、これはスキンケアをしっかり行っている場合のみとなります。
もしもスキンケアをしていなければ、大事な肌バリアがない状態になるでしょう。
そう考えるとどうでしょうか。
肌にはダイレクトに紫外線が降り注ぎ、どんどんメラニンができるかと思われます。
また保湿ケアが不足しても同じことが言えるでしょう。
保湿をあまりしない男性もいるかと思われますが、このことでより肌への刺激や肌の内部まで紫外線が入ってくると考えるてみるといいかと思われます。
保湿もしっかり行うことが大事なことではないでしょうか。
3.肌に刺激を与えすぎ
男性は思っているより強い刺激を受けていると思います。
少し例を出してみてみましょう。
日焼け止めを塗らないことに関してはお伝えしましたが、他にも顔をゴシゴシ洗ってしまう、また洗顔後にスキンケアをしない人はさらに刺激を受けやすくなります。
それだけでなく男性は髭剃りをするときに、ついつい皮膚を守る作用がある「角質層」も一緒に剥がしてしまうのではないでしょうか。
またストレスがかかってしまうとどうでしょう。
これは肌への刺激というものと少し違いはありますが、肌の状態を悪くすることはあるかと思われます。
ストレス、睡眠不足、プレッシャー。
さまざまなことから受ける刺激はシミを作るのに十分過ぎる原因となるでしょう。
シミの予防と対策

ここまで読んで、どのようにしてシミを防げばいいのかわからなくなった方もいるかもしれません。
しかし、今すぐにでも対策をたてなければシミは少しずつ作られてしまうでしょう。
それをストップさせるためにシミ予防と対策についてみていきたいと思います。
- 洗顔、保湿、日焼け止め
- 食事をバランスよく摂る
以上2つを1つずつ紹介します。
洗顔、保湿、日焼け止め
まずは洗顔から丁寧に行うのがいいかと思います。
ただし洗顔も、肌に刺激をできるだけ与えないようにそっときめ細かい泡を使って洗っていきましょう。
その次に保湿をしっかりと行うことも大事なポイントです。
洗顔をした肌はすぐ水分の蒸発が始まります。
それを防ぐのが保湿です。
この時もそっと肌になじませるように行うといいかと思います。
最後に、日焼け止めも活用するといいでしょう。
洗顔をし、保湿をして肌バリアを作ることはとても大事なことです。
しかし、それだけでは紫外線が皮膚の内側に入り込んでしまうでしょう。
そのため、やはり紫外線対策として日焼け止めも欠かせないことだと思われます。
食事をバランスよく摂る
肌を良い状態に保つため、スキンケアの大切さを紹介しましたが、それだけでなく体の内側からもアプローチをしていくといいと思われます。では少し紹介します。
・ビタミンAが多く含まれている食品
豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、かぼちゃ、ほうれん草など
・ビタミンCが多く含まれている食品
ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、菜の花、イチゴ、レモンなど
・ビタミンEが多く含まれている食品
アーモンド、あんこうの肝、たらこ、かぼちゃ、アボカド
少し意識しながら食べてみると良いかもしれません。
男性がシミ取り対策をするメリットとは

ではシミ取り対策をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
シミ対策によって肌の状態が良くなり、自信をもてるかと思われます。
またシミが薄くなることで年齢を若く見られることもあるでしょう。
シミ取り対策ですので、しっかりと対策を行うと紫外線から肌を守ることになり健康的な皮膚となるかと思われます。
肌のお手入れもすると思うので、清潔感を与えることや出会ったときにいい印象を与えることもできるでしょう。
このように「シミ取り対策」についてはメリットが多くあります。
ここに書いている以上にあるでしょう。それだけ男性がシミ取り対策をするメリットがあるのです。
シミ取り方法2選

できてしまったシミをまだ諦めないでください。
ここではシミ取り方法2種類みてみたいと思います。
- 自宅でできるセルフケア
- 皮膚科や美容クリニックで行うシミケア
1から順に紹介します。
1.自宅でできるセルフケア
ドラッグストアなどの店頭で「メンズ専用」「シミ取りクリーム」などが販売されているのですぐにシミ取りを始めることができますし手軽ですよね。
また低コストでできるというのも魅力の1つではないでしょうか。
しかし長い間、徐々にたまったシミを消すのはセルフケアでは難しいと言えるでしょう。
セルフケアでできるのは、以下のようなことになります。
- シミを薄くすること
- シミを増やさないこと
- シミを濃くしないこと
- 新たなシミを作らないこと
このように、今後できる可能性のあるシミを予防することはできると思われます。
2.皮膚科や美容クリニックで行うシミケア
皮膚科や美容クリニックでできるのは次のような施術になります。
- 光治療
- レーザートーニング
- ヤグレーザー
- 内服薬・外用薬
このような施術の中から自分に合うものを探すといいのではないでしょうか。
また施術もそうですが、料金もクリニックによって変わってくるかと思いますので確認をしてから相談にいくといいかと思われます。
シミ予防に効果のあるクリームの使い方2ステップ

クリームを購入していざ使おうとして時、何か困ることはないでしょうか。
それは、どのタイミング、どの塗り方がいいのかという困りごとではないですか?。
また次の2点を間違えてしまうと、せっかくのシミ予防の効果も薄れてしまうでしょう。
- クリームを正しい順に塗る
- 正しい塗る方をする
では1から順に紹介します。
1.クリームを正しい順に塗る
スキンケアの基本となる塗り方の順番は次のようになります。
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
このような流れで塗っていくのがいいと思います。
テクスチャーの軽いものから重いものへと塗っていくといいのではないでしょうか。
2.正しい塗り方をする
正しく塗る方法とはどのような方法でしょうか。
1部に塗りたい場合は、クリームを少し指に出して「シミが気になっているところ」に優しく塗るといいでしょう。
もしも顔全体であれば、顔の内側から外側へ優しくなじませるように塗るといいかと思われます。
この時肌にたたいて塗るのではなく、そっと肌を抑えるようにすればいいでしょう。
できるだけ肌に刺激を与えないようにするのが大事なポイントです。
シミ取りクリームの選び方3選

シミ取りクリームはたくさんあり、どれを選べばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
- 「薬用」「医薬部外品」
- 有効成分で選ぶ
- 男性用を選ぶ
では1から順に紹介します。
1.「薬用」「医薬部外品」を選ぶ
まず、「薬用」「医薬部外品」とはどのようなものなのでしょうか。
薬用・医薬部外品とは、厚生労働省が「安全と有効性が確認された成分」が配合されている化粧品のことをいいます。
実はこの「薬用」「医薬部外品」は、表示が違うものになりますが意味は同じです。
これは人体において安全なのか、有効性があるかを調べています。
選び方がわからない方は、まず「薬用」「医薬部外品」と書かれているものを見て選ぶといいかもしれません。
2.有効成分で選ぶ
有効成分も、厚生労働省が効果を認めているものになるでしょう。
そのため、どのような有効成分を選ぶのか考えてみるのも1つの方法だと思います。
たとえば、美白にいい有効成分は20種類弱です。
このように成分から選ぶのもいいのではないでしょうか。
3.男性用を選ぶ
男性用を選ぶようにしたほうがいいかと思われます。
女性用は確かに種類も多いため「女性用でもいいかな」と思われる方もいるかもしれませんが、もし男性が女性用のクリームを使ってしまうと肌荒れを起こす可能性があるのです。
男性の肌質と女性の肌質はかなり違いがあります。
そのため、女性用のものは女性の肌に合うものが配合されて売られているでしょう。
このことから考え、男性用を選ぶ方がいいかと思われます。
できたシミを消すためのQ&A

最後に、できたシミを消す方法に関してよくある質問に回答します。
- 美白成分でシミは消えるのか
- ハイドロキノンにデメリットはあるのか
- 敏感肌のシミに良い美白ケア成分は何か
では、1つずつ紹介します。
美白成分でシミは消えるのか
美白成分でシミを完全に消すことは残念ながらできません。
しかし、シミ対策に効果が全くないという訳ではないでしょう。
たとえば、美白成分の中に「ビタミンC誘導体」というものがあります。
振り返りになりますが、シミの主な原因はメラニンが作られることでした。
「ビタミン誘導体」の美白有効成分には
- メラニンの排出を促す
- メラニンの生成を抑制する
このような作用があるため、しみ対策に効果があると考えていいでしょう。
ハイドロキノンにデメリットはあるのか
ハイドロキノンとは、皮膚科でも処方される薬となります。
そのため、美白効果はありますが肌に刺激が強いと言えるでしょう。
ここでハイドロキノンを使用する際の注意点をお伝えします。
- 使用中は紫外線ケアを必ずすること
- 敏感肌の人は医師に相談をしてから使うこと
このような点に気を付けて使うといいかと思います。
ただ、副作用として刺激が強いことで炎症を起こす可能性があるという事です。
ハイドロキノンのデメリットを知ったうえで一度試してみるのもいいかと思われます。
敏感肌のシミに良い美白成分は何か
美白ケア成分には「トラネキサム酸」というものがおすすめとなります。
このトラネキサム酸には美白効果だけでなく、抗炎症効果もあると言えるでしょう。
他にはグラブリジンというものもあります。
グラブリジンには美白効果があり、肌に優しいと思われるので使いやすいでしょう。
植物成分である「天草エキス」「ローズマリーエキス」「オウゴンエキス」なども考えられます。
特に敏感肌の人は肌に合うかどうか、パッチテストを行うなどして肌に合うことがわかってから試すのも1つの方法ではないでしょうか。
安全、安心に使えるものがあると思われます。
まとめ

シミができる原因は「紫外線ケアが足りない」「保湿ケアが足りない」「肌に刺激を与えすぎ」この3つが主に考えられます。
そのため、1つ1つに対策をしながら予防をすることでかなりシミに効果がでるかと思われます。
これからシミ対策をどうするか、どうしたらシミを薄くできるのかなどシミに関して疑問が1つでも解決できれば幸いです。